川本 みつこ

1974年生まれ 

神奈川県在住

東京学芸大学教育学部特別教科教員養成課程美術科卒業

卒業後、絵本ワークショップなどで絵と絵本を学ぶ

 

(展示)

2008年 フルハウス(向ヶ丘遊園駅)にて個展

2009年 ギャラリーハウスマヤにて個展

2009年 鳥取県日南町美術館にて個展

2015年   トムズボックス+ギャラリーに個展

2017年   子どもの本&クーベルチップにて個展(横浜・弘明寺)

2018年   日本橋工房 風里花

2022年   神保町ブックハウスカフェミニマンスリーギャラリー

(海外展示)

フランス 2018年10月19日〜23日galerie JOSEFE minimes

 

(賞歴)

2009年 講談社月のイラストコンテスト準入選

2011年 「一枚の繪」 スケッチコンクール2011年度優秀賞

2016年 「詩とファンタジー」(鎌倉春秋社)イラストコンテスト入選

 

小学校6年生の時に、「物語りの絵」を描く授業で描いた、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の一場面。

カンダダが、切れる蜘蛛の糸を掴み取ろうとする一瞬を描いた作品です。

学生時代に描いた自画像。

 

 

もう今はなくなってしまったのですが、川崎市の向ヶ丘遊園駅に「フルハウス」という喫茶店があり、「お店の壁面を安くギャラリーとして貸し出しているよ。展示してみたら?」と夫が教えてくれました。その展示が私の出発点になっています

 

 

大人になってから子供の頃の自分を思い起こして描いた絵です。子供の頃、道端に咲いている草木や雲や水たまりを見て、自分の世界に浸っていました。大人になって、この頃の自分を忘れていました。この絵を描いたことで、子供の頃感じていた水の匂い、雲の漂い、空の空気、草花の色の美しさ、子供時代の感性をもう一度取り戻したように思います。